2003年販売台数10位 エスティマ
2003年のエスティマの販売台数はyyy台。
2003年モデルは2000年1月6日に発売された2代目。目標月間販売台数はTとL合わせて6,000台。 後に欧州市場向け(プレビア)とオセアニア向け(プレビアもしくはタラゴ)も発売されたが、北米向けは発売されなかった(初代を参照)。また、エミーナ/ルシーダは、本モデルに統合され姿を消した。
卵型の丸みを帯びた車体を踏襲しつつも、ミッドシップエンジンを改めカムリをベースとしたFF(前輪駆動)に変更。これによりエンジンの大型化が可能となり、エンジンラインナップはV6 2994ccが先に登場し、2ヶ月遅れで加わった直4 2362ccの2本立てとなる。2001年6月にはハイブリッドモデルが追加された。
車体寸法は初代とほぼ同一であったが、FF化による室内スペース減少は最低限に抑えたうえに、低床化により着座位置を下げヘッドクリアランスに余裕を持たせるなど居住性を向上。また、このモデルより両側スライドドア、センターメーターを採用。スライドドアに関しては、一部グレードで電動化された。
販売面ではカローラ、ヴィッツに次ぎ、2000年新車乗用車販売台数第3位(約12万2400台)と初代の雪辱を果たす大ヒットを記録。その後も勢いは衰えず、3代目へモデルチェンジした後も中古車市場において人気モデルとなった。
2003年の改良点など
7月に行われたマイナーチェンジではTHS-Cを改良して10・15モード燃費を向上させたほか、エアコンコンプレッサをエンジンが作動時にはエンジン出力で、エンジンが停止時にはコンプレッサに内蔵されたモータで駆動する世界初の「2Wayコンプレッサー」を採用し、エアコン使用時の燃費を向上させている。(エスティマハイブリッド)