2007年販売台数19位 アルファード
メーカー名:トヨタ
2007年のアルファードの販売台数は52,236台。
アルファード (Alphard) はトヨタ自動車が販売する3ナンバーサイズの最上級クラス1.5BOX型ミニバン。製造はトヨタ車体が担当。
ハイエース系連合軍の時代にはエルグランドに大差をつけられていたが、アルファードでは車両価格、燃費、税制面で有利な4気筒・2.4Lエンジンの設定(これはエルグランドが後に2.5Lエンジンを追加設定するきっかけとなった)が功を奏し、ハイエース系連合軍時代の屈辱を晴らすかのような驚異的なセールスで、日本のLクラスミニバン市場において一躍トップに躍り出た。
同クラスではエルグランドと人気を二分しているが、エルグランドが現在の日産車に共通する「モダンリビング」のインテリアや初代から受け継がれたインパクトのある洗練されたエクステリアを持つのに対し、アルファードは木目と革がふんだんに使われた豪華なインテリアと、わかりやすいまでの押し出しの強いエクステリアを持つ。
なお、香港・マカオ・シンガポール・マレーシア・タイなどの日本近隣の左側通行の国には正規輸入されているほか、日本からの並行輸入も目立つ。とくに香港・タイではかなりの台数が走っているほか、香港・マカオの国境からほど近い中国・広東省の広州・珠海・深圳などでも香港・マカオから乗り入れてくるアルファードが少数見受けられる。
取り扱いはGがトヨペット店、Vがネッツ店(2004年4月まではトヨタビスタ店)。ハイブリッドは両店で取り扱われていた。なお、GとVの違いはフロントグリルとリヤエンブレム、およびグレードによって異なる内装のみである。また、前モデルのグランビア/グランドハイエースもフロントグリルとテールランプが異なる。
2007年の改良点など
6月:一部改良で外板色 ホワイトパールマイカ(042)を廃止、ホワイトパールクリスタルシャイン(070)を追加。
また、特別仕様車のMS/AS Prime Selection・PLATINUMセレクションにオプションだったパワーバックドアが特別装備されたMS/AS Prime SelectionII・PLATINUMセレクションIIとなる。