2008年販売台数14位 ノア
メーカー名:トヨタ
2008年のノアの販売台数は57,477台。
前身モデル「タウンエース・ノア/ライトエース・ノア」の後輪駆動方式からイプサムのプラットフォームを活用した前輪駆動方式に転換して低床化し、スライドドアを後席左側だけではなく後席右側にも設け、またエアロパーツ装備が前提となるなど現代的な改良が計られている。
スライドドアの窓も開けられ、窓を開けた状態でスライドドアを開けようとすると途中で止まる安全装置がはたらく。また現行からタウンエース/ライトエースの名が外れ、トヨタカローラ店販売車種が「ノア」(旧タウンエース)、ネッツ店販売車種が「ヴォクシー」(旧ライトエース)と改名している。三角窓状の嵌め込み窓があり、ヴォクシー同様、センターメーターを採用している。なお2代目は香港とマカオでも販売がされている。
2007年6月27日にフルモデルチェンジされており、通年で販売されたのが2008年モデルが初(2代目)。
初代モデルが好評だったため、キープコンセプトでのフルモデルチェンジとなった。プラットフォームは先代のものを改良して引き続き使用し、センターメーターも引き続き採用されている。また、この2代目には、「バルブマチック」という、新システムを採用したエンジンが初めてSiに搭載された。
また、燃費性能も向上され、全車「平成22年度燃費基準+20%」を達成している(現在は全ての2WD車とSiの4WD車は「平成22年度燃費基準+25%」を達成)。ボディーサイズは、基本的に先代と同じく5ナンバーサイズを保っているが、Si, Sはエアロパーツの装着によって全幅が1,720mmに拡大し、3ナンバー車となる。Siにはアイシスに続きトヨタのミニバンとしては2車種目となるパドルシフトが装着される。また、サードシートにはワンタッチで折り畳みから跳ね上げまで出来る世界初の「ワンタッチスペースアップシート」を装備した。
2008年の改良点など
2008年6月23日:エアログレードのSをベースに、Gと同等のシート・ドアトリム表皮、本革巻き&木目調の4本スポークステアリングホイール・シフトノブを採用、デュアルパワースライドドアとスマートエントリー&スタートシステム(端末を身につけることで、キーの施錠・解除並びにエンジンの始動・停止がそれぞれのボタン一つでできる機能)を装備した特別仕様車「S G Edition」を発売。