2009年販売台数13位 ティーダ
メーカー名:日産
2009年のティーダの販売台数は57,624台。
ティーダ (TIIDA) は、日産自動車が2004年から製造・販売する、ハッチバック型乗用車。
2004年発表時、既存モデルの後継車としてではなく、全くの新開発車とされていたが、ティーダの登場に前後してサニーやパルサーが廃止されており、実質的にそれらの後継車と考えられる。事実、国によっては完全に後継車として扱われている市場も存在する。
内外装は、日産がティーダに掲げる「SHIFT_ compact quality」のコンセプト通り、従来の小型車のレベルを超えた高い質感を実現している。
インテリアは、同社のモデル、ティアナを手がけたスタッフによるもので、ダッシュボードにはアルミ調パネルをあしらい、シートはティアナと同等の余裕あるサイズのものを採用している。さらに最上級グレードのGシリーズには本革シートが標準装備となり、全体としても高い質感を実現している。
さらに、後部座席のスライド長を240mmとすることにより、リアのニールームを同社の高級車であるシーマ以上とすることも、荷室長を同じく同社のワゴンであるウイングロード並みとすることも可能とした。
なお、初期モデルではインパネ及びドアトリム上部にソフトパッドが採用されていたが、2006年12月の一部改良では、ソフトパッドから硬質なハード樹脂への変更、また、2008年1月のマイナーチェンジでは、LEDマップランプ、トノボードフラップが廃止されたが、同年10月の一部改良で、1.8L車には15インチアルミホイールが標準装備になった。
2009年の改良点など
5月19日:燃費性能を向上。1.5L FF CVT車(15M, 15G)は「平成22年度燃費基準+25%」を達成。また、ボディカラーに新色を追加。一部グレードには地上デジタルチューナー内蔵・HDD方式カーウィングスナビゲーションシステム、ディスプレイ付CD一体AM/FM電子チューナーラジオ+バックビューモニターをオプションで設定する仕様変更を行った。
9月15日:北米仕様車が2010年モデルに移行し、マイナーチェンジ。フロントグリル、アルミホイールおよびホイールカバーのデザインなどが変更された。