2010年販売台数1位 プリウス
メーカー名:トヨタ
2010年のプリウスの販売台数は315,669台。
プリウス(Prius) は、トヨタ自動車が1997年に製造・発売を開始した世界初の量産ハイブリッド専用車(スプリット方式)である。現在、世界93か国で販売されていて、車名はどの国においてもプリウスを名乗る。
2010年モデルは、2009年5月18日に販売開始された3代目でZVW30型プリウスと呼ばれている。2代目同様に5ドアハッチバック型ハイブリッド乗用車。
3代目モデルのハイブリッドシステムには、全体の9割以上を新開発した「リダクション機能付THS-II」が採用された。エンジンは高速域での燃費向上のために1.5Lの1NZ系から新世代のZR系1.8Lの2ZR-FXE型に変更され、モーターも3JM型に変更された。
トヨタ車では初のクーラント用の電動ウォーターポンプによりベルトを廃止することでフリクションロスを低減した。大容量水冷EGRクーラーを搭載して燃費を向上させるとともに、レクサスRX450hに先行搭載された「排気熱再循環システム」を採用、これにより排気熱をヒーターやエンジンの暖気に利用することで冬季の燃費を低減させている。
トランスアクスル・パワーコントロールユニット・ハイブリッドバッテリーが小型軽量化されたことにより、世界トップクラスの省燃費(「L」の10・15モード燃費で38.0km/L)と2.4Lガソリンエンジン車並みのパワーを実現した。また新開発の軽量化と薄型化を図った座席を採用している。
2010年の改良点など
11月1日:「LEDエディション」発売
11月29日:タイ ゲートウェイ工場にて生産開始