2011年販売台数25位 マークX
メーカー名:トヨタ
2011年のマークXの販売台数は22,966台。
マークX(マークエックス、MARK X)は、トヨタ自動車の4ドアセダン型乗用車。
その名称からも推測できるように、かつて販売されていたミドルサイズセダン「マークII(MARK II)」の後継車種として登場。「マークII」時代から数えると通算10代目にあたるモデルである。
それまでのマークII兄弟(マークII・チェイサー・クレスタ・ヴェロッサ)からの脱却を目的に、モデルチェンジにあたり12代目クラウン(通称ゼロ・クラウン)で大幅に刷新されたプラットフォームを採用するのを契機に名称を含めた大胆な改革を実施したのが「マークX」である。
2004年に販売開始、2009年10月19日に初のフルモデルチェンジが行われたため、2011年モデルは2代目モデルの前期型となります。
2代目のエクステリアは、glam tech(グラムテック)をキーワードにコンサバティブな「マークII」より大胆でアグレッシブとなった初代のデザインテイストをさらに熟成・昇華させ、より攻め込んだスポーツサルーンでありつつ上質なプレミアムカーとしての進化を図った。キャッチコピーは、「SAMURAI X」である。CMには佐藤浩市が起用された。
フロントフェイスには初代のアイデンティティであった三連のヘッドランプとメッシュグリルも引き続き採用された。またリアコンビネーションランプもフロントと同じく三連タイプに変更され、さらにトランクリッドへもランプを追加した。
先代で採用されて後にプレミアムブランドレクサスのフラッグシップであるLSやIS F、そして同じトヨタブランドの上級車種であるクラウンやクラウンマジェスタにも採用されてプレミアムカーのアイコン的存在となった、リヤバンパーとマフラーのテールエンドが一体化している構造は今回、採用を見送り、レクサスのISやGSと同じバンパー別体のマフラーエンドへと変更された。
プラットフォームは12代目クラウン、3代目レクサスGSと共通のプラットフォームを先代に引き続き採用している。
2011年の改良点など
8月1日:特別仕様車「250G”Relax Selection・Black Leather Limited”」・「250G Four”Black Leather Limited”」を発表(同年9月11日販売開始)。特別装備の基本的な内容やボディカラーは2010年10月発売の”Black Limited”と同等だが、今回はブラックの専用シートが本革シートに変更となり、運転席8ウェイパワーシートと快適温熱シート(運転席・助手席)を追加。さらに、本革表皮フロントコンソールボックス、ソフトプライバシーUVカット機能付グリーンガラス(リヤドアガラス・バックガラス)が新たに特別装備された。