2003年販売台数14位 コルト
メーカー名:三菱
2003年のコルトの販売台数は62,453台。
通称「Zカー」として、三菱自動車とダイムラー・クライスラーによって共同でコンパクトカーの開発が進められた。2002年6月、三菱版Zカーの車名が「コルト」に決定したことが発表された。「コルト」の車名は海外ではミラージュの輸出名として使用されていたものの、日本国内ではコルトギャランで途絶えていたため(「千葉三菱コルト自動車販売」など一部ディーラーに名が残っている)、30年ぶりに復活した形となる。
顧客が装備などを細かく選べる「カスタマー・フリー・チョイス」を三菱自動車で初めて採用した。オリビエ・ブーレイによる富士山型のフロントグリル(いわゆるブーレイ顔)が賛否両論を呼んだ。
プラットフォームを共用する姉妹車として、ダイムラーの「スマート・フォーフォー」があり、欧州向けコルトとともにオランダのネッドカーで生産されていた。
2003年の改良点など
8月21日:当社の女性スタッフで作るグループ「FM-seeds」からの提案を生かし、専用ボディカラーの設定、本革調シートカバーや白木調アクセントパネルなどを採用した上質なインテリア、UV&ヒートプロテクトガラス、クリーンエアフィルター(脱臭機能付)、アクセサリーボックスを標準装備し機能性を高めた特別仕様車「Bloom Edition(ブルーム エディション)」を発売。
10月8日:一部改良。「Bloom Edition」で好評だったUV&ヒートプロテクトガラス、クリーンエアフィルター(脱臭機能付)を一部グレードに標準装備化すると共に、アクセサリーBOXもオプション設定された。また、推奨パッケージの内容を1.3L/1.5L同一にすると共に内容も見直された。ボディカラーはディープピンクメタリックに代わってミディアムオレンジメタリックを追加。また、「1.3 Casual」をベースに三菱電機製のDVDカーナビゲーション(AVN)、セパレートシート(フロント)+ベンチシート(リア)やUV&ヒートプロテクトガラスを採用しながらお買い得価格に設定した特別仕様車「DVD Navi Edition」を発売。
11月11日:発売1周年を記念し、カスタマーフリーチョイスで人気が高いアイテムと6種類から選べるアクセントセンターサイドパネルを装備した特別仕様車「1st Anniversary Edition」を発売。2003年12月末までの期間限定販売。