2003年販売台数4位 キューブ
メーカー名:日産
2003年のキューブの販売台数は139,570台。
その名の通り、スペース重視のコンセプトを持った車だが、一般的なミニバンよりもボンネットが際立つユニークなスタイリング。日産の事実上の親会社で、アライアンス関係を結んでいるルノーと共同開発したプラットフォームを使用している(マーチやルノー・モデュスと共用)。
第28回の東京モーターショー(1989年開催)に出品されたコンセプトカー「シャポー」からデザインコンセプトがスタートしており、2代目以降は窓の数、ピラーの位置など、ボディシェルが左右非対称に作られているのが大きな特徴。そのスペース効率からか小型タクシーとして採用されることもある。
2003年の改良点など
5月8日:日産自動車の創立70周年を記念した特別仕様車「SX 70th」を発売。SXをベースにオートライトシステム、フォグランプ、UVカットプライバシーガラス、ETCを標準装備している。また、当時K12型マーチの前期型のみに設定されていたボディカラー、オパールラベンダーチタンメタリックの設定もある。
9月:派生車種として、3列シート7人乗りのキューブキュービックが登場。
10月22日:70周年記念特別仕様車 第2弾「SX 70th-II」を発売。ETCを除くSX 70thの装備に加え、CD一体AM/FM 電子チューナーラジオ、専用フルカラーフロントバンパー、専用フロントグリル&ライトフィニッシャーが装備された。
12月9日:オーテックジャパンの手によるSUVテイストを持たせた特別仕様車「トラビス」を設定。