2005年販売台数11位 キューブ
メーカー名:日産
2005年のキューブの販売台数は74,818台。
その名の通り、スペース重視のコンセプトを持った車だが、一般的なミニバンよりもボンネットが際立つユニークなスタイリング。日産の事実上の親会社で、アライアンス関係を結んでいるルノーと共同開発したプラットフォームを使用している(マーチやルノー・モデュスと共用)。
第28回の東京モーターショー(1989年開催)に出品されたコンセプトカー「シャポー」からデザインコンセプトがスタートしており、2代目以降は窓の数、ピラーの位置など、ボディシェルが左右非対称に作られているのが大きな特徴。そのスペース効率からか小型タクシーとして採用されることもある。
車名ロゴは日産共通のフォントであるNE-01ではなく、独自の書体を使用している。
2005年の改良点など
1月20日:「ライダー」、「トラビス」に期間限定車「HDDナビエディション」を追加。
5月24日:マイナーチェンジ。
CR14DEに加えて、ティーダやノートに搭載されているHR15DEエンジン搭載モデルを追加され、フロントグリルの穴は正方形から菱形に変更され、ウインカーランプが丸型になった。テールランプが前期型の枠付きから枠無しの新しいデザインに変えられた。
インテリジェントキーの形が長方形型から楕円型に変更。CR14DE搭載車はミッションがE-ATxのみとなり、CVTはHR15DE搭載車に設定される。
なお、今回の変更に伴いCVTの6速マニュアルモードは廃止された。また、1400cc、1500ccともに平成17年度排出ガス規制75%低減レベル (SU-LEV) 認定を受ける。SHIFT_ワードは、「SHIFT_ originality オリジナリティをシフトする。」。同日、特別仕様車「15M プレミアムインテリア」発売。