2010年販売台数8位 セレナ
メーカー名:日産
2010年のセレナの販売台数は75,040台。
セレナ (SERENA) は、日産自動車が販売するミニバン。そのルーツは1969~1970年登場のダットサン・サニーキャブ/日産・チェリーキャブにまで遡る。
2010年11月8日に3度目のフルモデルチェンジが行われていますが、年末に近いため2010年モデルの多くはモデルチェンジ前の3代目モデルとなります。
3代目モデルのSHIFT_ワードは、「SHIFT_capacity 1BOXの可能性をシフトする。」。
ラフェスタと同様、ルノーと共通の日産・Cプラットフォームを用いる。このモデルからリヤブレーキが従来のドラムブレーキからディスクブレーキに、サスペンションはフロントがストラット、リヤは2WDがトーションビーム、4WDはマルチリンクとなる。シフトレバーは競合車種と同様、インパネ式に変更された。他社の同クラス車種でもホイールベースは2,800mm台に達しているが、セレナは同クラス最長の2,860mmである。
エンジンは2.0Lのみとなり、MR20DE型に置換。「エクストロニックCVT」との組み合わせによりシャープなレスポンスとなめらかな加速、低燃費を実現したことで「平成22年度燃費基準+5%」を達成した。
2010年の改良点など
4月26日:国内累計販売台数100万台達成(2010年2月末時点)を記念し、「ハイウェイスター Vエアロセレクション」にHDDナビゲーションシステム(地上デジタルチューナー内蔵)を追加装備しながらも求め易い価格にした特別仕様車「ハイウェイスター Vエアロセレクション プラスナビHDD」を発表(5月14日販売開始)。
10月4日:発売に先駆け、日産が4代目セレナの画像を公開。合わせて発表予定日も公表された。
11月8日:発表(販売は同年11月29日より)。
階段状のショルダーライン(シュプールライン)や三角窓、パノラミックウィンドウなどといった3代目のデザインを継承しつつ、全体的になめらかな流れを意識したスタイルとなり、室内長も3代目比で300mm拡大した。5ナンバークラス最大級のフロントウインドシールドを採用し、視界と開放感を確保しつつ、被視認性も向上した。