2011年販売台数29位 CT200H
メーカー名:レクサス
2011年の CT200Hの販売台数は20,704台。
CT200h(シーティー200エイチ、Lexus CT200h)は、トヨタ自動車が展開する高級車ブランド「レクサス」から販売されている小型ハッチバック型(Cセグメント)ハイブリッドカー。
2010年3月に行われた第80回サロン・アンテルナショナル・ド・ロトにて初公開された、レクサスとしては初のCセグメント車。2009年に発表されたコンセプトカー「LF-Ch」の市販版に相当し、生産はトヨタ自動車九州が担当する。日本では2011年1月12日に発売されたが、それに先駆けてヨーロッパでは2010年下旬から、北米では2011年春から発売された。
エクステリアは、レクサスの統一デザインフィロソフィー「L-Finesse」に則り、フロントグリルをヘッドライトより低く配置した”レゾリュートルック”(毅然とした表情)としたシャープなデザインであり、新たに逆台形のアッパーグリルと台形のロアグリルを繋げた”スピンドル形状”を採用した。このフロントマスクは、翌2012年発売の「GS(4代目モデル)」以降からは更に存在感を強めたデザインにリファインされた上で「スピンドルグリル」という名称を与えられ、レクサス全車種の共通デザインアイコンとして本格展開されていくこととなる。
パワートレーンはトヨタ「プリウス(3代目モデル)」とほぼ同じハイブリッドシステムを搭載し、横滑り防止装置(S-VSC)やパワーステアリング(EPS)とも統合制御され(ドライブ・バイ・ワイヤおよびブレーキ・バイ・ワイヤ)、10・15モードで34.0km/Lの低燃費を誇る。ボンネットフードとリアハッチには軽量なアルミ合金を使用しているほか、空力面でもハッチバック車ではトップクラスのCd値=0.28を実現しており、燃費および静粛性の向上が図られている。
2011年の改良点など
1月:日本市場で販売開始。
グレード展開は標準仕様のほか、自動防眩ミラーやクルーズコントロールなどの装備を充実させた「version C」、LEDヘッドライトや専用フロントグリル、スポーツサスペンションなどを搭載したスポーティ仕様「F SPORT」、本革シートや運転席8Way調整式パワーシート(電動ランバーサポート付)などを装備したラグジュアリー仕様「version L」の4グレード構成。