2012年販売台数14位 ヴォクシー
メーカー名:トヨタ
2012年のヴォクシーの販売台数は50,539台。
ヴォクシー (VOXY) は、トヨタ自動車が生産する5-8人乗りのミニバン型乗用車。
ライトエースノアの後継車種として姉妹車のノアと同時に発売された。ノアとは対照的にスポーティな印象を持つ一方で、ノア同様スライドドアを両側に設けている。
当初は8人乗りのみであったが、2004年のマイナーチェンジでCVT(無段変速機)、5人乗りグレードなどが導入された。
直列4気筒2.0L自然吸気のエンジン(1AZ-FSE)を前輪あるいは4輪で駆動する。エンジンにはトヨタの直噴システムであるD-4を採用しており、前期型では希薄燃焼を利用するものであったが、後期型ではCVTの採用とあわせて基本的に理想空燃比で燃焼を行うストイキD-4に改められており、排ガスレベルを低減している。
2012年モデルは2007年6月27日にフルモデルチェンジ、2010年4月27日にマイナーチェンジが行われた2代目モデルの後期型になります。
先代のキープコンセプトによりセンターメーターも引き続き採用されている。また、この2代目では、「バルブマチック」という、新システムを採用したエンジンがZSに初めて搭載された。また、燃費性能が大幅に向上され、全車「平成22年度燃費基準+20%」を達成(現在は全グレードの2WD車とZSの4WD車は「平成22年度燃費基準+25%」を達成)。ボディーサイズは、基本的に先代と同じく5ナンバーサイズを保っているが、ZS、Zはライバルの日産・セレナ(ハイウェイスター、ライダー)やシャーシを共用しているアイシス(プラタナのみ)同様にワイドタイヤの装着によって全幅が1,720mmに拡大し、3ナンバー車となる。ZSにはアイシスに続きトヨタのミニバンとしては2車種目(ノア/ヴォクシーを合わせて1車種とした場合)となるパドルシフトが装着される。
マイナーチェンジでは従来は「ZS」のみだったバルブマチック付エンジン3ZR-FAE型を全グレードに拡大した他、7速スポーツシーケンシャルシフトマチックを全車に搭載。これにより、全車で「平成22年度燃費基準+25%」を達成し、「ZS」以外の4WD車における環境対応車 普及促進税制における自動車取得税・自動車重量税の減税額が50%から75%に引き上げられた。
2012年の改良点など
10月1日:特別仕様車「ZS”煌III”」を発売。2011年10月に発売された「ZS”煌II”」のバージョンアップ仕様で、今回はスーパーUVカットガラス(グリーン・フロントドア)を新たに装備するとともに、シート表皮は合成皮革とジャージ(ラグジュアリー)を組み合わせた仕様となり、シルバーステッチを本革巻きパドルシフト付3本スポークステアリングホイールにも採用した。